カテゴリー: 小説

蜂蜜と魔法石【2】

蜂蜜と魔法石【2】

 前回    04 ――蒼の遺跡、入口から  その一歩を、わたしは迷っていた。  目の前にあるのは、...

薄月の夢

薄月の夢

変な夢を見た。 乾いた目をうっすらと開き、瞼の重さにまた目を閉じる。 どのくらい寝たのだろう。 目を...

路地裏にて

路地裏にて

「いたた・・・・・・どうしよっかな。」 イゼルシュタットの路地裏、白いため息が消えていく。 何者かの...

小春日和【後編】

小春日和【後編】

前編 □07 side麗  まぶしい空を、木陰から見あげた。  この間まで冬だったのに、今日は暖かく...

小春日和【前編】

小春日和【前編】

 ヤガスリでの日常小話。   □01 side詩飴  ――ジリリリリ、目覚まし時計が鳴り響く。 「う...

砂漠の氷菓

砂漠の氷菓

暑い時はアイスクリームが食べたくなる。 …まぁ、僕は寒い時もアイス食べたくて仕方ないんだけどね。 右...

雨の日のゆうれい

雨の日のゆうれい

「また落ち込んでる」 雨音に紛れた感情の篭っていないような声。 この声を聞くのは二度目だった。 大量...

迷子のあの子は、

明るいベルの音が、店内に鳴り響く。 「いらっしゃいませー!」 茶色の帽子に水色チェックのリボンを着け...

雨のち月夜と虹の橋

『月はいつでも私達を見守っている   そう、何時までも…』 「―これから、どうしよう」 生まれ故郷が...

蜂蜜と魔法石【1】

蜂蜜と魔法石【1】

ファンタスティックビーと魔法石使いの旅    00  ――デゼヌエト、商業区から 「ふふーん、ふふふ...

おねがいひまり【後編】

おねがいひまり【後編】

前編 05 「今日も平和ですね」 「そうですね、町長さん!」  わたくしの言葉に、隣のミツちゃんも頷...

おねがいひまり【前編】

おねがいひまり【前編】

 ノワグラ民が合宿する話。 00 「白い服の、怪しい人?」  聞き返すと、すすはうなずいた。 「おう...

涼大祭掌編集(前)

※旅さんの漫画とキャラクターが競合を起こしておりますが、パラレルワールド的なものと思って読んで頂けれ...