カテゴリー: 小説

途中で挫折したり会話文だけだったりする、小説というには半端なものをまとめました。 【煙を摑むような会...

　当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったと気づいたのは、いつの頃だっただろう。 　物心がつ...

街の中心部に位置する円状に開いた空間。 広場と呼ばれるこの場所に私は立っている。 さて、ムーンホール...

「外から余計な物が来たらしいデスネ」 ここはスイートストリート 知る人ぞ知るお菓子の国である その国...

大魔術師コーパル… 数々の魔術理論を提唱し、余りある魔術の知識を持って尚魔導の真髄への探求を続ける偉...

時刻は黄昏時。 遥か高い宇宙(そら)を漂う数多の星々が、太陽の光というフィルターが徐々に取り除かれ、...

サッサッと箒で床を撫でる球体がいる。 暗めの色調の布と灰色に変色した包帯を巻いた衣装で肌を隠す男。 ...

「着いたよ。ここがチトセヤガスリだ」 「へえ、ここが…」 　プラントプラネットを発ってか...

「最後の締めに１発ユー達にお見舞いしちゃうョ！」 そう言うも手を握り、こちらをジッと見つめるだけのハ...