トランスギア






 場所 
ジャルダンニュアージュ/コットンマウンテン上空

 環境・詳細 
【環境】
 気温は穏やかで過ごしやすい。ただし、あちらこちらに蒸気機関があるため街全体は歯車の回る音で騒がしく、建物内も少し暑い。

【詳細】
 空中に浮かぶ浮遊都市。その歴史は古く、数百年の時を刻んでいる。街全体が雲に囲まれる日もしばしばあり、外から見つけるのは難しい。
 エネルギー源は電気ではなく全て蒸気機関で成り立っており、水や食料は地上と流通しているため高価で貴重(だが住民が作る機械やパンク雑貨が地上ではそれ以上に高く売れるため、お金には困らない)
 街の至る所には大小様々な歯車がいくつも回っており、水蒸気が蔓延している。

 また、この街には他の街とは異なる変わった点が2つ存在する。
 1つは街全体が中央部を軸にして昼と夜で180度回転するということ。この時中央部に働く強力な重力装置のおかげで地上に落ちたりはしない。
 2つ目は住民全員が昼と夜で全く違う姿になってしまうということ。生まれた時に押される刻印が主な原因。

【街の構造】
 街は大きく分けて都市中央部の〝管理区間〟と〝基本街〟〝銀の世界〟の3つに区分されている。管理区間には都市の命とも言える巨大な歯車(マザー•ギア)が回っていて、管理者と呼ばれる人たち以外は立ち入り禁止になっている。
 基本街と銀の世界はどちらも3階層で、1階は飛行船の着陸地と観光&ものつくり街、2階は住居エリア...とここまでは同じだが、3階は基本街が実験場、銀の世界は天文台でそれぞれ異なる。また、1階に並ぶお店や施設も傾向が違う。

【歴史】
 かつては地上にあったらしいが、何らかの理由で今の空中都市になった模様。武器の交易記録や軍人の名前が残っていたりすることから、大昔は戦争をしていた、もしくはどこかの国に加担していた可能性が高い(街の歴史に関する書物が中々見つからないため、未だ不明点が多い)

【管理区間/管理者】
 マザー•ギアをはじめとした街の中枢部分。ここを攻撃されると、この街は地上に落ちるというくらい重要な場所。重力装置もここにある。
 マザー•ギアはきっちりと定められた時間(昼は6時から18時、夜は18時から6時)の切り替わりのタイミングで回転する。しかし歯車はひょっとした拍子で止まることもあるので、管理者達はそうならないよう常に監視と調整をしている。
 基本的に管理者達は昼夜でシフトが区切られているが、数名ほどいる最高責任者達だけは非常時であれば昼夜問わず現場に向かわなければならない。また、万が一にもマザー•ギアが動かなかった時に手動で回す事ができるのは最高責任者のみ。

【刻印】
 生後間もない頃に体のどこかに押されるもの。いわば住民の証のようなもので、この刻印がある限り街の外には出られない(大量の書類に記入し、引っ越しをするため街から出て行く事は可能。ただし街から出ても昼夜で姿が変わる刻印の効力は消えない)
 街がひっくり返る定められた時間で住民の姿も変わり、どこか面影を残しつつも全く別の姿になる。性別が変わったり、種族が変わったり...等、パターンは百人十色だが、中には性格やステータスまで変わる人もいるらしい。
※生後一週間以内に刻印を押さないと刻印の効力が体に染み付かない。

 制約 
原則住民は街から出られません!また、外の街から引っ越してきてこの街に住む手続きをしても、刻印は押されないためご注意を。
また、キャラクターシートには昼と夜の姿、刻印の両方の描き込みをお願いします(刻印は普段は衣服で隠れているという描写でもokです)

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