俺達が作った世界最強のアルペジオ・ドライブ

※以下の内容は全て捏造です。

【スピリット・システム】
メカノアートのある組織が、生身の人間をロボット兵器に対抗させるために開発したウェポンシステム。
熟練の軍人の生存率を上げるために開発されたが、試作品が完成した段階でプロジェクトは休止になったため試験投入されておらず、公にもされていない。

小型武器や大型兵器に専用の『S・CPU』を組み込むと、その所有者の精神状態を常時モニタリング。感情の昂りなどといった並外れた変化が起きたときにシステムがアンロックされ、その武器自身が意思を宿すという現象、通称”覚醒”が起きる。
意思を宿した武器は所有者の感情、思考及び周りの状況を瞬時に読み取り、最適解を導き出して”進化”する。
非常に強力な武器に変形するのだが、所有者の使い勝手を考慮し、扱い慣れている武器のいずれかのタイプにしか変形できない。つまり、所有者が1つでも武器の扱いに慣れていなければ全く意味がないのである。

ユリカの場合、扱える武器の中で最も威力が高く長射程な狙撃銃タイプに変形する。
このCPUの恐ろしい点は武器自身が”学習”すること、変形する際に必要な原子を”異次元から取り出す”ことである。この技術は悪用を防ぐためか、完全にブラックボックス化されている。
ロイドは裏ルートを使って試作品のS・CPUを入手し、独自に改良を加えてアルペジオに組み込んだ。音声認識システムによりアルペジオがヘッドホンから双銃へ変形するはこの改良の賜物である。


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【アルペジオ・ドライブ】
アルペジオが覚醒した狙撃銃形態。銃身は特殊な重力制御により、重さは通常の狙撃銃とほぼ変わらない。銃口から2つのレールが伸びているのが特徴。発射時の衝撃相殺のため、銃身の後部にはストッパーと粒子バーナーが取り付けられている。引き金と安全装置はなく、片腕を窪んだ穴に入れる事で装着する、トリガーを引く感覚を意識するだけで発砲が可能。発砲できるものは以下の通り。
・通常弾
・音響弾Mk.2
・プラズマ
・粒子ビーム
プラズマと粒子ビームはチャージに時間がかかり、オーバーヒート防止のクールタイムが設けられている。
粒子ビームは標的以外の物資に当たると素粒子レベルにまで分解して内部をくぐり抜け、出ると再びビームとして再構成される。このとき摩擦による失速はない。
音声認識システムにより、リミッターを解除したり簡易的な重力バリアを展開することも可能。

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