ケモ耳王国『レグルス=レガリア』






 場所 
ソレスタエリア/セントラルサバナ南東部

 環境・詳細 
■気候
 ソレスタエリアの中では比較的住みやすい気候ではあるが、夏はスコールが多く湿潤、冬は乾季となり乾燥する。
■外観
 国の中央には大きなロアの屋敷があり、それを囲むようにぐるりとバザールが存在する。
 街の外縁部は一般居住区となっているが、まだまだ発展途上であり、元々が広大な荒れ地を開拓した土地であるため、現在も開拓と共に領土を広げている。
また、国の東部は比較的気候が安定しているため、主に農地として利用されている。
広大な土地を利用した綿花栽培が盛ん。
■文化
 住民の割合としてはノワードグライドの出身の者が多いため、基本的にはノワードグライドの文化がベースとなっているが、様々な移民たちの文化が融和し、また土地や気候の変化に合わせて独自の文化を形成している。
 建築物には高温多湿な夏季を乗り越えるため、床を高くしたり開口部を広くとったものが多くみられる。バザールには多民族の工芸品が立ち並び、掘り出し物も多い。特産品の綿花を使った綿織物は品質がよく、中でもロアが直々に監修したフワッフワのタオル生地はお土産として人気。
 また、ここ数年は理念の一致からエルドラード中央評議会と提携し、評議会のソレスタ支部を街に置くかわりに教育などの面で支援を受けている。
■歴史背景など
 住居としての歴史は新しく、元々はロアが解放したノワードグライドの元奴隷たちと、ただの荒れ地だったソレスタの一角を開拓し、そこに国を作ったのが始まり。
 その後は『自由と解放の国』を自称し、外見や生まれなどによって様々な国や土地で差別や迫害を受けてきた人々を移民として多く受け入れ、中でも特に獣耳の特徴のある住民が多数を占める。
 他にも多種多様な経歴の住民が暮らしており、基本的にはロアが決めた『①働くこと②他人に迷惑をかけないこと』という二つのシンプルなルールを守りさえすれば誰でも受け入れるというのがこの国の方針である。
 なお、新しく移住してきた住民は当分のあいだロアの屋敷の一室に住み込み、仕事を斡旋してもらいつつ住居ができ次第そちらに移るというのがお決まりのパターンだが、中にはそのままロアの屋敷で働くことを選ぶものもいる。
 また、ソレスタ開拓の時代から続くロアの私兵団はちょっとした中隊レベルの規模を誇っており、評議会から戦闘訓練の出向を受け付けたりしている。


 制約 
制約:ケモ耳の住人の割合がかなり多いが、ケモ耳でなければ移住できない訳ではない。ただし、移住の際ロアに移植を打診されることはよくある。
なお、移住者ではなく観光客の場合、入国許可書の代わりにケモ耳がついたカチューシャを着けさせられる。(ロア曰く「ケモ耳を着けることによりこの国の住民に親しみを持ってもらうため」らしいが、実際はただの趣味である。)

Twitterでこのページを宣伝!Share on twitter
Twitter

<各土地・登場人物紹介へ戻る