シリカ=サ・シュカハ






 場所 
ノワードグライドのマスカットマウンテン 中央付近

 環境・詳細 
水場の少なく険しい岩山の凹凸に囲まれた、平坦な場所にひっそり隠れた塩の町。

大き過ぎる塩の結晶と、それを削って作られた簡素な家々が立ち並び、青白い砂(のように見える塩)が町中に溢れて砂漠のようになっている。それに、人と同じくらいの大きさの丸い塩の塊が幾つか転がったり埋もれたりしている所も。

町の中央には星空を映したように黒く煌めく泉があり、泉の周りには青白く巨大なナンバンギセルやギンリョウソウが群生する。
泉の水は入れ物に汲んでも夜空色のままだが飲用に適しており、ほのかに甘い砂糖水の味がする。
泉で「シリカマーリン」という、身に塩気のある大きな魚が獲れるため、これを青白い花で燻した「シリカジャーキー」が特産品。甘じょっぱくて香ばしい、お酒に合うしお茶漬けにもなるおいしいおつまみ。

町全体が塩なので日光の照り返しが厳しく、夜はとにかく冷えるったら冷える。家の中でも冷える。

元々は生物を寄せ付けない呪われた塩の大地であったが、お人好しの魔女に開拓されて、なんとか人が住める環境になったという。
...人が住めると言えど、地に染み付き身体を蝕む「塩の呪い」が無くなった訳では無いのだが。

 制約 
☆塩の加護
この町で生まれた者、もしくは町長の魔女から加護の魔法を受けた者は過度の塩分に耐性がつき、必ず身体のどこか(手、足、胴体、全身、羽や耳等etc...)が透き通った色になる。
☆塩の呪い
この町に滞在する限り、何も口にしなくても身体に塩がじわじわと蓄積されてしまう。2~3泊くらいなら問題ないが、あまり長く居すぎると...
「塩の加護」を受ける者は平気だが、そうでない者が住むには、少なくとも「体力4以上」で、「何らかの塩抜き手段」を持っていなければならない。

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