場所
ノワードグライド デドリップデザートの南東寄り
環境・詳細
◇環境◇
晴れているのに小雨が降り続け、空にはいつも虹が架かる不思議な町。
水が豊富にあり、いつも花や美味しいもので溢れている。飲食店や宿が多いのが特徴で、砂漠の中のオアシスの町としても有名。
ひとつの城を改造して作られた町のため、規模は小さいが、毎日多くの人が行き来するので人口密度は高い。
街は基本的に、一階と二階が店、三階(屋根部分)が住居になっている。公共施設には、役所や病院、資料館などがある。また、常に雨(浄水)が降っているため、周囲の砂漠よりも昼と夜の温度差が小さい。
町に入ると無償で色つきビニール傘が貰える。
◇歴史◇
昔は、イフェルタルとよく似た文化が栄えた、王城と城下町だけの小さな国だった。
深刻な水不足に悩んでいたある日のこと、国の魔導師たちがついに雨を降らせる魔術式を完成させた。
しかしそれを国全体にかけたところ、スコールのようなどしゃぶりが永遠と降り続け、水不足は改善したものの人が住める環境ではなくなってしまった。
以来、その激しい雨は何十年と止むことはなく、地盤がゆるみ王城の下半分と城下町全てが沈下。
その間、住民は全員別の町に移り住み、雨が降り続ける城だけが残っていた。
その後、何百年という時をかけて魔法が徐々に弱まっていき、人が住める環境になった。
ここ数十年で水が豊富な町として再興し、現在は戻ってきた王族の子孫たちが町を治めている。
またイフェルタルとは、国であった時代に友好的な関係であったため、現在も交流が盛んで姉妹都市のような関係。
◇王族◇
小国イリスティアを治めていた王の、子孫たちのことをそう呼ぶ。住民からは親しみを込めて『姫』や『王子』と呼ばれている。
しかし国であったのは昔の話で、今は『王族』という名前だけ。中央の塔に専用の部屋がある以外は、権力や地位は普通の町長と同じ。
また、月一回、王族の中から代表を決め、当選した者はその月『王様』または『王女様』と呼ばれる。
(代表の決め方は投票でもクジでもバトルでもお好きなようにどうぞ!)
制約
王室には基本的に関係者以外入れません。
王族の子孫はいくらいても大丈夫です。ご自由に考えてもらってオッケーです!
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