ドラゴンの目覚め

ノヴァは長いこと夢を見ていた。言わばドラゴンの休眠期だったのだ。もちろん毎日寝てるのだがときには休眠期が必要なのだ。
ノヴァ「……眠いな。さて、どの位寝てたんだ俺?」
いつもの帽子を被り久しぶりの外に出た。休眠期は決まって寝る回数が少ないところの洞穴に寝る。今どこにいるかと言うとヒネスモストバリの近くの岩場の洞穴だ。めったに他のカービィが来ないためノヴァには最高の寝床になっていた。
ノヴァ「寒い…もう冬が近づいてるのか」
少し震える寒さにノヴァはポツリと呟いた。そして、
ノヴァ「俺一人もなんだしあいつらも呼んでみるか」
ノヴァは一匹のドラゴンを呼び出し伝言を持たせてとある世界に送り込んだ。ノヴァは白い息を吐きながらいろいろなカービィ達が頭の中にうず巻いていた。
ノヴァ「ツバキ、紅牙とガアヴァ、ポリツィア、サギッタ、アーク、ロクロクって案外すくねぇ…」
やはりドラゴンだからなかなか知り合いが増えにくいと経験上知っていたがこれほど少ないとはっきり言ってまずい。今送り出した、ドラゴンの伝言が届くのは3日もかからない。
送り出してくれた奴らには多くの知り合いをつくってくると言ってしまったのだ。その奴らがこっちに来るとしたら確実に笑われる。
ノヴァ「…まぁその時はその時で何とかするか」
色々と考えた結果、後でどうにかすると結果づけた。こういうときのノヴァの適当さは天下一品だと言えよう。そんなノヴァの前にひとつの影が現れた
ツバキ「起きたか?ノヴァ」
ノヴァ「んがぁ!?なななな!?何でお前ここにいんだよ!?」
いきなり目の前に現れたカービィはツバキ、能力はりんごを落とす能力簡単に言えば終わりを無くすと言うことだ。
ノヴァ「んがぁ!?なんでお前ここにいるんだよ!?んがぁ!?なんでお前ここにいる(繰り返し)」
ノヴァはまんまとツバキの能力の餌食になっていた。張本人は優雅に紅茶を飲んでいる。
ノヴァ「んがいいおまとめいんろよ!?」
言ってる途中で無理やり言葉を変えようとするノヴァはなんともおかしい言葉遣いになっていた。
ツバキ「いいだろう。」
ノヴァ「お前いっぺん殴るぞおい?」
ノヴァは半ギレ状態でツバキに詰め寄ったがおかまなしのツバキなので紅茶を飲んでいる。ノヴァは笑い出していた。そして
ノヴァ「さあ!再び行こう!素晴らしきこの世界を!!」

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